待機電力の浪費が問題となるのはなぜか

個々のデバイスで浪費される待機電力は些細なもののように思われるかもしれませんが、世帯数に、各世帯のデバイスの数と各デバイスが待機状態になる時間数を掛けて考えてみると、たちまち問題となるのです。International Energy Agency (国際エネルギー機関) の見積もりによると、世界中の家庭における電力消費の 5 ~ 15% がスタンバイ モードで浪費されています。米国の場合、1 W のエネルギーにつき、年間およそ 1 ~ 1.5 ドルのコストがかかります。Lawrence Berkeley National Lab (Lawrence Berkeley 国立研究所) では、米国の家庭における電気製品の待機時消費電力は、1 年で 50 億ドルを超えると推測されています。エネルギー省によると、米国で 1 年間に使用される待機電力量は、普通の規模の発電所 26 個分に相当するそうです。

家電機器の普及が進み、電子制御や電子機能を持つ新しい家電製品の数が増えるにつれて、この問題はますます大きくなっていくでしょう。
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