カリフォルニア、充電器をエネルギー消費のダイエットに加える
2012 年 1 月 17 日 - カリフォルニア州エネルギー委員会 (CEC) が 2012 年の活動を開始し、充電システム (BCS) の電力の無駄を削減する準備は整いました。
1 月 12 日に委員らは、この制限 (昨年 12 月の 15-day Language で提案) を家電製品エネルギー効率規制 (Title 20) の改正案として採用することを採決しました。 これにより、CEC は世界で初めて 1 W 以下から 2 kW 以上までにも及ぶ、BCS の効率に義務的最低要件を課す政府機関となりました。 この基準は携帯電話、ノート及びタブレット コンピュータ、電動工具、パーソナル ケア製品、UPS、作業用車両 (フォークリフトやゴルフ カートなど) を含む、電源に接続してバッテリーを充電するほぼすべてのシステムに適用されます。
CEC は 2008 年 4 月以来、電力会社、環境団体、メーカー、そして私を含む消費者団体が出席するいくつかの関係者会議を開き、コスト効率が良く技術的に現実的な BCS 規制を検討してきました。 しかし、一部の関係者は、カリフォルニアのみに適用される効率基準をもう 1 つ作る必要性が本当にあるのかと疑問を投げかけました。 委員会は必要であると考えています。同州では現在 BCS によって毎年 8,000 GWh が消費されているにも関わらず、バッテリーに実際伝送されているのはたったの 2,000 GWh にすぎないからです。 そして、もし連邦政府の BCS 基準が将来発行されるとしても、それが発効されるまでの間に、約 18 ヶ月分のエネルギーを節約することができます。
では、2013 年 2 月に発効する、この CEC 基準にコスト効率良く適合するのはどれほど難しいのでしょうか。 恐らく、それほど難しくはないでしょう。電力会社が CEC に提出した報告によると、市場に出回っている BCS の多くが既に基準レベルに達しているからです。 また、同報告では安価で効率的に BCS の電力消費を削減するための技術が複数存在していると述べられており、基準を満たすために特許のある方法使う事を強いられるのではないかというメーカー側の不安に答えています。
CEC は、AC-DC 電源変換及びメンテナンス モードの 2 つの分野に重点的に取り組むことが適合への道であると考えています。 AC-DC 電源変換はシステム全体の効率に関して主要な役割を果たしているため、リニア回路から高効率なスイッチング電力変換回路に切り替えることは電力消費を改善する簡単でコスト効率の高い方法であると言えます。 また、CEC は市場に出回っている効率の低い充電器はバッテリーがフル充電されていることを検知しないため、バッテリーに不必要な電力を供給し続けているということが分かりました。 フル充電されたバッテリーへ流れ続ける電流を遮断して、低電力のメンテナンス チャージを行うことは、電力の無駄を抑えるだけでなく、バッテリーのダメージを防ぎます。
最後に、先週の会議で一部のメーカーによって挙げられた懸念として、もしこの基準が可決されれば、一部の製品がカリフォルニア州の商品棚から排除されることになり、進歩を遅めることになりかねないというものがありました。また、カリフォルニアの BCS 基準をそれぞれの地域でも採用することを検討する、と一部のエネルギー消費に関する各種の同盟や機関 (遠地のオーストラリアも) からアナウンスされています。
以下は効率要件の概要です。
BCS は 4 つのカテゴリーに分けられています:
- 小型充電システム (SBCS): 2 kW 以下、ゴルフ カートの充電器も出力に関わらなく含まれます。
- インダクタ充電システム -磁力または電力による誘導送電 SBCS
- バッテリー バックアップ充電器 - 停電時に使用する最終使用製品に電力を供給する SBCS
- 大型充電システム (LBCS): 2 kW 以上の出力電力
SBCS 基準は充電モードを含む 24 時間単位の電力消費を対象としています。 LBCS 基準は電力変換効率及び充電回復率 (CRF) を対象としています。
下のテーブル 1 は 2013 年 2 月 1 日以降に製造された家庭用 SBCS が満たさなければならない基準を示しています。 業務用 SBCS は 2017 年 1 月 1 日以降に適合する必要があります。
| 性能パラメータ | 基準 |
|---|---|
| 24 時間の最大充電及びメンテナンス エネルギー (Wh) (Eb = ポートに接続された全てのバッテリーの容量、N = 充電ポートの数) | Eb が 2.5 Wh 以下の場合: 16 × N |
| Eb が 2.5 Wh 以上且つ 100 Wh 以下の場合: 12 x N +1.6Eb | |
| Eb が 100 Wh 以上且つ 1000 Wh 以下の場合: 22 x N+1.5Eb | |
| Eb が 1000 Wh 以上の場合: 36.4 x N +1.486Eb | |
| メンテナンス モード電力及びバッテリー無しモード電力 (W) (Eb = ポートに接続された全てのバッテリーの容量、N = 充電ポートの数) | メンテナンス モード電力とバッテリー無しモード電力の合計は次の数値以下である必要があります: 1x N+0.0021xEb W |
さらに:
- 誘導充電システム (2013 年 2 月 1 日以降に製造されたもの) は上記の SBCS 要件を満たすか、またはメンテナンス モードで 1 W 以下、バッテリー無しモードで 1 W 以下、充電及びメンテナンス テストで毎時 1 W 以下である必要があります。
- バッテリー バックアップ及び UPS (家庭用製品は 2013 年 2 月 1 日以降に製造されたもの、その他は 2017 年 1 月 1 日以降) はメンテナンス モードでの消費電力が 0.8+0.0021 x Eb W 以下である必要があります。
2014 年 1 月 1 日以降に製造される LBCS の要件を以下に示します。
| 性能パラメータ | 基準 | |
|---|---|---|
| 充電回復率 (CRF) | 放電深度 100%、80% | CRF≤ 1.10 |
| 放電深度 40% | CRF ≤ 1.15 13 | |
| 電力変換効率 | 89% 以上 | |
| 力率 | 0.90 以上 | |
| メンテナンス モード電力 (Eb = テストされたバッテリーのバッテリー容量) | 10 + 0.0012Eb W 以下 | |
| バッテリー無しモード電力 | 10 W 以下 | |
可決された BCS 基準の文面 (15-day Language) をご覧になるには、次のリンクを参照してください。
http://www.energy.ca.gov/2011publications/CEC-400-2011-005/CEC-400-2011-005-15-DAY.pdf
この基準に関する FAQ (よくある質問) は次のリンクからご覧いただけます。
http://www.energy.ca.gov/appliances/battery_chargers/documents/Chargers_FAQ.pdf




